逸話文庫:1:文藝:28
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内外
古今
逸話文庫 第一編
文藝
○
太閤
(
たいかふ
)
大の字を敎ゆ
太閤秀吉事に應じて極めて
敏捷
(
びんしやう
)
にして
拘
(
かゝ
)
はらず、一日
書史
(
しよし
)
檄文
(
げきぶん
)
を
草
(
さう
)
す、
偶
(
たまた
)
ま
醍醐
(
だいご
)
の
醍
(
○
)
の字を忘る、太閤指を以て
大
(
○
)
字を地に書して曰く、
將
(
まさ
)
に
此
(
かく
)
の如く書すべしと
出典未詳。
「びんせふ(びんしょう)」。