新・漢文エディタ
Python(PySide6、QWebEngineView)をベースにした独立プログラム。訓読漢文の入力とHTML、PDF、Word、Excel等各種フォーマットへの変換が可能。データはJSON、HTML、Textの3種で保存する。「漢字ひらがな交じり文」によって、訓読漢文の表示順に文字と訓点類を入力するだけの手間で、「白文」「訓読漢文」「書き下し文」への変換が可能で、なによりも「データの蓄積と再利用」が可能であることが一大長所であり、当座の表示のみを目的にしていない。
異体字の直接入力が可能
テキストエリアにQWebEngineViewを使い、Chrome同様のブラウザベースで異体字の直接表示と入力を行える。また、PySide6をベースにしたので、TKinterに見られたようなドットやハイフンが抜け落ちたり、文字装飾によってテキスト表示が不安定になるなどの現象が起こらない。各種フォントを設定できるが、花園明朝を基本として、ユニコード(UTF-8)のほぼすべての文字を入力・表示できる。旧・漢文エディタ以来の独自の「書き下し文」変換も機能する。
その他のおもな機能
・JSONのスキーマを使ったハイパーリンク機能。これはQWebEngineViewと馴染まないが、実現した。
・「索引語」と名付けた類語検索機能。検索結果をKWIC表示し、該当データにリンクする。
・読みがな・語注・重要文の抄出機能。
・独自の傍点・圏点の付加とHTML出力。
・「書誌事項」の統一的表記。
・数万字の漢字情報の表示。右クリックで漢字の画数、読みがな、人名用漢字等各種情報を表示する。また、編集を可能にした。
・字音仮名遣いの表示。(辞書はとりあえずのもの)
・文字の16進文字実体参照変換と復号化。難字のHTML表示に役立つ。もっともこのエディタではすべて表示できるので、本来必要ない。
・教育漢字・当用漢字・常用漢字・JIS第1~第4水準漢字等の一覧表示・情報表示・検索・入力とExcel出力。
・「大漢和辞典」収録文字の出力とGlyphWikiの参照。
・「書式設定ウィンドウ」である程度本格的な文字装飾・段落書式・フォント変更・行間設定等を行える。
・簡単な音声入力機能と通常入力の混在可能なサブウィンドウを表示。結果はテキストエリアに入力。
・HTMLのUTF-8一括変換。HTML5自動変換。
・WEBからのスライス機能。
・電子印鑑の挿入。
・各種テキスト加工。(重複文字削除、頻度順表示等)
・Pythonの辞書形式を拡張した検索機能。
・マーク付けを利用した「独自辞書」作成機能。
・「和漢混淆文」作成機能。(再確認していないが、たぶん動く。)
・「割注」機能。5行程度までの自由な長さの割注を作成できる。
・TreeViewの表示による各種編集機能。
・Textファイル関係の入出力機能。
450MB以上あるので、時間がかかります。また、レンタルサーバなので、ダウンロード中、見ぐるしい広告も出ることと思いますが、それは我慢してください。
ダウンロードしたファイルは、右クリックで解凍メニューが出るので、それで解凍してください。解凍後、必ず「_internal」フォルダと同じフォルダに置いて実行をお願いします。このフォルダの中には、ツールにインポートしたPySide6や各種ライブラリが含まれており、ツールの動作に必要です。ツールそのものは、60MB以下です。(PySide6同梱のため。本当の本体は数百KB程度。)ツールを起動したとき、ウィルス検知ソフトがいったん起動を止めることがあっても、すぐに安全確認がとれるはずです。万一起動が止まっていたら、再度ダブルクリックすれば起動します。データは「_internal」フォルダの中の「data」フォルダを基本としています。